フランスの至宝。86才で現役の巨匠と言われるヴァイオリニスト ジェラール・プーレ。18才でパガニーニコンクールにて優勝した。パリ国立高等音楽院の名誉教授を2003年に退官。その後はパリ市立音楽院とエコール・ノルマル音楽院で教鞭をとっていた。2019年にはフランス芸術文化勲章の最高位コマンドールを叙勲した。
今回は、ソプラノ、チェロ、ピアノの仲間たちとの四重奏コンサートを開催します。世界の音色を聴くことができるまたとないチャンスです!
ジェラール・プーレ(ヴァイオリン) |
![]() フランスが誇る世界的ヴァイオリニストにして、偉大な教育者。11歳でパリ国立高等音楽院に入学、2年後に首席で卒業。18歳でパガニーニ国際コンクール優勝。フランチェスカッティ、メーニュイン、ミルシュテイン、H・シェリング等の巨匠に師事。これまでパリ管弦楽団、フランス国立管弦楽団、読売日本交響楽団等と共演。長年パリ国立高等音楽院で教授を務め、退官後、東京藝術大学の客員・招聘教授を務めた。現在は昭和音楽大学客員教授。日本をこよなく愛し、日本とフランスでほぼ半々の生活。2019年フランス芸術文化勲章の最高位コマンドールを叙勲。
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萩原 理恵(ソプラノ) |
東京藝術大学音楽学部声楽科卒。イタリア、ミラノでアルベルト・ソレジーナ氏に、オーストリア・ザルツブルグのモーツァルテウム大学でシルハウスキー氏、エッガー女史に師事、研鑚を積む。1981年に渡米、シンシナティ州立大学大学院の修士課程に入学、1985年アメリカオペラオーディションにおいてファイナリスト。1989年、マーラー・バージョンのベートーヴェン第九のCD制作に参加し、そのCDはグラミー賞を受賞した。以来、オペラ、シンフォニー、室内楽において、古典から現代曲まで幅広いレパートリーのソロ演奏者として活躍すると共に、マサチューセッツ大学、エール大学、愛知県立芸術大学、昭和音楽大学で教鞭をとる。現在は、神奈川県愛川町在住。 |
ハギワラ・ヤコブチッチ・アネット(チェロ) |
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川島 余里(ピアノ) |
東京藝術大学作曲科卒業、同大学院修了。1989年渡仏し、パリ国立地方音楽院にてピアノ科とピアノ伴奏科のプルミエ・プリを取得。O.ギャルドン、G.ジョワ(デュティーユ夫人)に師事。トップクラスのソリストから伴奏を依頼され、とりわけヴァイオリンの巨匠ジェラール・プーレに最も信頼されるピアニストとなる。パリのロン・ティボー・ヴァイオリン・コンクールの公式伴奏者。パリ国立高等音楽院など複数の音楽院で伴奏者として勤務し、2005年帰国。東京藝術大学及び附属高校で伴奏助手を務め、現在は東京藝術大学と昭和音楽大学でソルフェージュと室内楽の講師。日本フォーレ協会会員。協会創立30周年記念の8人の作曲家によるピアノ作品集「フォーレ讃」の一曲を作曲(2020年5月に音楽之友社から出版)。 |