12月20日イベント情報

2014年12月20日(土)びわ湖ホール地域協働公演
オッフェンバック作曲『天国と地獄』

 

141220(昨年の地域協働公演の様子)

 

今年もハーティーセンター秦荘に、びわ湖ホール声楽アンサンブルがやってきます!!地域協働公演の最終年である今回のオペラ公演は、“オペラが初めての人”にも“オペラ通”にもうってつけ。名作オペラを特別仕立てでお届けします。運動会などでもお馴染みの「カンカン」が出てくる、ギリシャ神話のパロディ、『天国と地獄』。神様たちも歌い踊るオッフェンバックの代表作で、笑い転げてお楽しみください。

日頃からハーティーセンター秦荘で練習しているコーラスしゃぼん玉、秦荘ジュニアコーラスも出演します。

ご家族、ご友人でお誘い合わせのうえ、お気軽にお越しください。

 

【あらすじ】
19世紀後半の万博に湧くパリの町。不仲のオルフェオとユーリディス夫妻は、それぞれこっそり浮気中。ある日ユーリディスが、地獄の王プルトンの仕掛けたワナに掛かり、死んでしまいます。オルフェオは自由を喜びますが、そこへ「世論」が出てきて、妻を取りかえしに行くよう命じます。オルフェオはしぶしぶ天国へ。しかし、ユーリディスは天国にはいません。そこで神々の長、実は大の女好きジュピターも一緒になって、地獄の大王プルトンのもとへユーリディスを取り返しに地獄ツアーへ出発。神々も呑めや歌えや、踊れの大騒ぎの果てに…


公演日程
平成26年12月20日(土) 13時30分開場 14時開演
会場
ハーティーセンター秦荘:大ホール
指揮
大勝秀也
演出・お話
中村敬一
弦楽
ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団
バレエ
滋賀洋舞協会
映像制作
成安造形大学(指導:泊博雅教授)
出演
びわ湖ホール声楽アンサンブル
地元出演
コーラスしゃぼん玉、秦荘ジュニアコーラス
入場料

全席自由 前売券 一般 1,500円、18歳以下 1,000円
※当日券 各200円増

チケット販売所
ハーティーセンター秦荘(愛知郡愛荘町安孫子822)
愛知川公民館(愛知郡愛荘町愛知川13-2)
愛知川駅コミュニティハウス・るーぶる愛知川(愛知郡愛荘町市895-3)
ひこね市文化プラザ(彦根市野瀬町187-4)
びわ湖ホールチケットセンター〔窓口販売のみ〕(大津市打出浜15-1 TEL077-523-7136) 
主催・共催
主催 : 一般社団法人愛荘町文化協会、公益財団法人びわ湖ホール
協力 : 滋賀県工業技術総合センター
後援 : 愛荘町、愛荘町教育委員会
助成 : 一般財団法人地域創造
問い合わせ
ハーティーセンター秦荘(月曜休館・午前9時~午後5時) TEL 0749-37-4110

<地域大連携オペラ創造プロジェクト>

びわ湖ホールでは、専属声楽家集団である声楽アンサンブルをかけはしとし、県内の地域や学校との交流・連携を図り、総合舞台芸術であるオペラの本格的な公演を3年目に実施する「地域大連携オペラ創造プロジェクト」に2012年度より取り組んできました。本年度はその集大成の年にあたり、『天国と地獄』を県内3か所のホールにて上演します。
①高島公演  2014年12月14日(日)      会場:藤樹の里文化芸術会館        
②愛荘公演  2014年12月20日(土)      会場:愛荘町立ハーティーセンター秦荘     
③長浜公演  2014年12月23日(火・祝)      会場:長浜文化芸術会館       
④びわ湖公演 2015年1月10日(土)、12日(月・祝) 会場:びわ湖ホール中ホール

出演者紹介

141220大勝秀也(指揮)Shuya OKATSU
東京に生まれる。東京音大卒業。88年ドイツに渡り、91年ゲルゼンキルヒェン市立歌劇場第一指揮者、94/95シーズンよりボン市立歌劇場第一指揮者。96年マルメ歌劇場音楽監督に就任。99年同歌劇場管弦楽団とCDをリリースし、スペイン旅行を行なった。他に、ボン・ベートーヴェン・ハレ管、北西ドイツ・フィル、ザグレブ・フィルやボリショイ劇場でオペラ公演を行った。国内では、N響、新日フィル,二期会、日生劇場、関西二期会、びわ湖ホール等を指揮。現在、昭和音大非常勤講師。ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団正指揮者。

学講師。

141220中村敬一(演出)Keiichi NAKAMURA
武蔵野音楽大学、同大学院で声楽を専攻。卒業後、舞台監督集団「ザ・スタッフ」に所属してオペラスタッフとして活躍。1989年より1年間、文化庁派遣在外研修員として、ウィーン国立歌劇場にてオペラ演出を研修。帰国後、数々のオペラ演出を手がけ、音楽的な視点と豊かな感性による舞台づくりは広く認められ、また若い声楽家の指導、オペラの普及に尽力している。95年第23回ジロー・オペラ賞新人賞、2001年大阪舞台芸術奨励賞を受賞。国立音楽大学・大阪音楽大学客員教授、大阪教育大学・沖縄県立芸術大学講師。

141220寺嶋陸也(ピアノ) Rikuya TERASHIMA

東京藝術大学音楽学部作曲科卒、同大学院修了。オペラシアターこんにゃく座での演奏や、2003年パリ日本文化会館における作品個展「東洋・西洋の音楽の交流」などは高く評価された。「末摘花」「ガリレイの生涯」などのオペラのほか、室内楽、合唱曲、邦楽器のための作品など作品多数。作曲のほかにもピアニスト

141220ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団  The College Operahouse Orchestra 
ヴァイオリンⅠ 赤松 由夏/ヴァイオリンⅡ 景山 映子/ヴィオラ 上野 亮子/チェロ 山岸 孝教
「大阪音楽大学ザ・カレッジ・オペラハウス」の専属管弦楽団として、1988年4月に組織。2005年10月ザ・カレッジ・オペラハウスでの「沈黙」公演、2011年同シリーズ、B.ブリテン「ねじの回転」公演にて、文化庁芸術祭大賞を二度受賞。また、2013年同シリーズ、B.ブリテン「ピーター・グライムズ」公演は、第22回三菱UFJ信託音楽賞を受賞。1997年、黛敏郎「金閣寺」公演に続く快挙を果たした。

びわ湖ホール声楽アンサンブル BIWAKO HALL Vocal Ensemble 
監修:沼尻竜典(びわ湖ホール芸術監督)
専任指揮者:本山秀毅
びわ湖ホール独自の創造活動の核としてびわ湖ホール開館の年の1998年3月に設立。ソリストとしての実力は言うまでもなく、アンサンブル、合唱の中核となり得るバランスのとれた声楽家により構成されている。びわ湖ホール自主公演への出演を主な活動とする一方、音楽の普及活動も積極的に行っている。日本初の公共ホール専属声楽家集団として各方面から注目を集めている。

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びわ湖ホール声楽アンサンブル

http://www.biwako-hall.or.jp/hall/ensemble/

ソロメンバーのプロフィールはこちらから

合唱:コーラスしゃぼん玉 Chorus SHABONDAMA 
1993年に旧秦荘町女性グループが「コーラスしゃぼん玉」を結成。日本の美しい自然や心を象徴する唱歌や童謡、琵琶湖の情景などを歌う。又、長い歴史や伝統に彩られた我が町を想い、団員が創作した4曲を大切に歌い続けている。目標にしている「海の日コンサート」は5回を数えた。2001年から、月2回介護施設やまびこへ訪問し、歌い楽しんでいる。

児童合唱:秦荘ジュニアコーラス HATASHO Junior Chorus 
2001年に発足し、今年で13年目。2011年まで秦荘公民館で活動していたが、老朽化にともなう閉設により2012年よりハーティーセンター秦荘に移り、毎週土曜日の9:30~11:00に練習をしている。現在11名の小学生が入団しており、合唱練習の他、スケート教室、クッキング教室、手芸教室も楽しんでいる。入団希望の方は、練習を見学に来て下さい。