11月30日イベント情報

2013年11月30日(日)
世界の音楽vol.2「ティンクナ フォルクローレコンサート」

 

131130

「ティンクナ」とは、アンデス地方の先住民族・ケチュア族の言葉で「出会い」を意味します。

アンデスの民族楽器と「日本のうた」が「出会い」、そしてティンクナのメンバーと観客の皆様とが「出会い」生まれる「出会いの場所」がティンクナのコンサートです。
今回のコンサートでは、ティンクナの原点であるボリビア、ペルーなどの伝承曲をはじめ、オリジナル曲の代表曲や最近の作品まで幅広いレパートリーをお楽しみいただきたいと思います。

チャランゴ、ケーナ、サンポーニャといったアンデス地方の民族楽器を奏でる、素朴で優しい音楽との「出会い」をお楽しみください。

 

 

【演奏予定曲目】

南米伝承曲/「コンドルは飛んでいく」「花祭り」「オリャンタイ」

オリジナル曲/「月の音、聴いてる」 「ピヨピヨ」「風色」

  ………他

(曲名は予告なく変更する場合があります。予めご了承ください。)

 

公演日程
平成25年11月30日(土) 17時30分開場、18時00分開演
会場
ハーティーセンター秦荘:大ホール
出演

ティンクナ 福井岳郎(ボーカル、チャランゴ、ギター e.t.c)
岡田浩安(サンポーニャ、ケーナ e.t.c)
吉田ユウ子(ボーカル、パーカッション e.t.c)
ゲスト   小林智詠(ギター)

入場料
一般 1,000円(全席自由)  高学生以下 500円

※3歳以下のお子様は無料。但し、お席が必要な場合は有料。当日券は200円増。

チケット販売所
ハーティーセンター秦荘(月曜休館・午前9時~午後5時15分) TEL 0749-37-4110
愛知川公民館(月曜祝日休館・午前8時30分~午後5時15分) TEL 0749-42-5141
主催・後援
主催 : 一般社団法人愛荘町文化協会

後援 : 愛荘町・愛荘町教育委員会・株式会社エフエム滋賀

問い合わせ
ハーティーセンター秦荘(月曜休館・午前9時~午後5時15分) TEL 0749-37-4110

出演者紹介

131130

ティンクナ

1995年の結成以来、南米・アンデス地方の音楽「フォルクローレ」と、それをベースにしたオリジナル曲を中心に、札幌を拠点にしながら、全国各地で演奏活動を展開。

チャランゴ、ケーナ、サンポーニャなどのアンデス地方の民俗楽器を使いながら、伝統的なスタイルの演奏だけでなく、メンバーの作詞・作曲によるオリジナル曲を数多く持ち、独自の音楽世界を作り出してきました。

これまでに、「遠い笛の音」(1997年)、「風の音、聴いてる」(2001年)の2枚のアルバムを発売したほか、NH北海道「音楽大陸北海道」、バイオスフィア・レコード発売のオムニバスCD「TEN PLANTS」シリーズへの参加などで、幅広いジャンルの音楽家と共演するかたわら、演劇・美術などの他ジャンルの表現者とのコラボレーションにも意欲的に取り組み、音楽劇「ふなや」(作=別役実、出演=常田富士夫、音楽=ティンクナ)などの作品を手掛けてきました。

 

 

福井岳郎(ボーカル、チャランゴ、ギター e.t.c)

ティンクナのリーダー。オリジナル曲の作詞・作曲を手掛ける。

北海道大学在学中にペルー、ボリビア、エクアドルなどの南米諸国に約1年半滞在し、現地で南米音楽の基礎を学ぶ。帰国後は様々なバンドに参加、日本全国を演奏活動で回る。

1995年、ティンクナを結成。

2003年、さとうしほと「トリトメトリ」を結成し、4枚のCDアルバムを発表。

2005年からは劇団千年王國の音楽担当者として「イザナギとイザナミ」、「狼王ロボ」などの作曲を手掛け、様々な賞を獲得。

2007年からは「千年楽団」などのバンドも並行して結成し、個人としても2枚目のCDアルバムを発表。最近の作品としては、劇中音楽を中心にしたCD「失くした人の中」、ツアー・オブ・ジャパン美濃ステージのテーマソング「風をつかまえて」の作詞・作曲など、音楽活動の幅を広げている。


岡田浩安(サンポーニャ、ケーナ e.t.c)

フォルクローレをはじめ、様々なジャンルのアーティストとの共演、即興音楽まで、幅広いシーンで活躍するサンポーニャ、ケーナ奏者。

ギター、パーカッション、フルートなども演奏するマルチプレイヤーで、現在までに3枚のソロアルバムとMAYAをはじめとするグループやユニット、プロデュース作品などで、10枚以上のアルバムをリリース。

現在、日本では数少ないサンポーニャ、ケーナ奏者としてコンサートやライブ活動の一方、レコーディング、音楽制作、プロデュース、ワークショップなど、幅広い活動を行っている。

 

吉田ユウ子(ボーカル、パーカッション e.t.c)

澄み切った唄声で多くのファンを持つボーカリストでパーカッション、ケーナなどの楽器も担当。バイオスフィア・レコードの「TEN PLANTS」シリーズでもボーカルを担当。その抒情豊かな唄声はティンクナの音楽世界を支える。


ゲスト   小林智詠(ギター)

1980年埼玉県生まれ。中南米音楽の熱心な愛好家である両親と共に6歳から南米のフォルクローレを演奏、9歳でギターを始める。高校生のころよりフラメンコやアルゼンチンタンゴにも強く惹かれ、フラメンコギターを鈴木英夫に師事。埼玉大学在学中の1999年よりプロ活動を開始。

2002年フラメンコギターの修行のためスペインへ渡航。マヨルカ島に滞在中、ベンハミン・アビチュエラに師事。現地のライブハウスやフェスティバルにて演奏。帰国後はソロライブのほか、フォルクローレ、タンゴ、フラメンコを中心にジャンルを越えて活動。2006年よりフラメンコギタリスト沖仁のバンドメンバーとしてコンサートツアーやCD、TV収録などに参加。

2004年と2011年にはアルゼンチンに渡りフォルクローレの音楽家フアン・カルロス・カラバハルをはじめ多数ミュージシャンと共演、現地テレビ番組や新聞等でも紹介される。2009年には東京で開催された「10Tango Festival」でアルゼンチンのマルチアーティスト、アルフレッド・カセーロと共演。

2008年、ファーストアルバム「不思議な風」を発表。また2010年にはケーナ・サンポーニャ奏者山下TOPO洋平、ヴァイオリニスト会田桃子とのトリオCD「とぽけろっちぇ」、2012年に菅沼聖隆とのギターデュオCD「若者の舞踏」をリリース。現在、全国各地で数多くのアーティストとのステージをつとめ、これまで20枚以上の録音作品、映画、ドラマ等のサントラに参加。様々な民俗音楽の力強さを土壌としながら、自由で個性的な楽曲づくりを目指している。