12月3日イベント情報

2011年12月3日(土)
フロアチャリティーコンサートVol.12「~昼下がりのボタンアコーディオン~」

 

ミュゼットジャズバンド

 

 

 本年度第4回目、最後のフロアチャリティーコンサートはミュゼットです。

 

 ミュゼット(musette)とは、古き良き時代のパリを思い起こさせるノスタルジックな雰囲気をもった音楽の呼び名です。19世紀~20世紀前半まで、ダンスのための音楽として、フランス各地で盛んに演奏されました。1960年代頃には徐々に忘れ去られていきましたが、1990年のリバイバル・ブームのあと、今日のフランスでは少数派ながらもインストゥルメンタル音楽として独特の発展をしています。

 

 出演いただく「ミュゼット・ジャズ・バンド」はボタン・アコーディオン、マカフェリ・ギター、コントラバスというフランスの伝統的なミュゼット音楽の編成で、即興演奏のもつ臨場感も追求している独創的なユニットです。

 2001年と2002年に「ル・バビロ」「ステュディオ・デ・イズレット」「フレッシュ・ドール・カフェ」などパリ市内のライブハウスで演奏し、好評を博しました。

 2003年の映画『僕のスウィング』公開記念ライブなど、関西を中心に活動。2005年5月にはジャズ系のレーベル「おーらいレコード」よりCD『アンディフェランス』をリリース。2006年にはCD『ブーラスク』、2008年にはおーらいレコード三作目になる『ソメイユ』を発表しています。

 

 彼らの奏でるミュゼットで、ハーティーセンター秦荘のロビーがまるで、パリのオープンカフェのように・・・?

 一足早いノエル(フランスのクリスマス)の雰囲気と名演を堪能する、くつろぎのひとときをお楽しみください。

 

平成23年度アートコラボレーション事業

第41回滋賀県芸術文化祭参加事業

 

公演日程
平成23年12月3日(土) 午後2時開演
 
会場
ハーティーセンター秦荘:大ホールフロアー特設会場
 
出演
Musette Jazz Band(ミュゼットジャズバンド) 出演者HP:「ミュゼットジャズバンド津田兼六」http://www.geocities.jp/musette_jazz/
 
入場料
無料

ご家庭にアルミ缶やペットボトルのキャップ、使用済みの切手がありましたらお持ちよりください。社会福祉協議会を通じて、共同作業所の就労支援や福祉作業所の運営資金にさせていただきます。

 
主催・共催
主催 : 滋賀県・(財)滋賀県文化振興事業団・愛荘町文化協会

後援 : 愛荘町・愛荘町教育委員会

協力 : 社会福祉法人愛荘町社会福祉協議会

 
問い合わせ
ハーティーセンター秦荘(月曜休館・午前9時~午後5時15分) TEL 0749-37-4110

出演者紹介

 

Musette Jazz Band

(ミュゼットジャズバンド)

HP:「ミュゼットジャズバンド津田兼六」http://www.geocities.jp/musette_jazz/

●津田兼六(TSUDA Kenroku) ボタン・アコーディオン
金沢生まれ。関西育ち。まったくの独学でボタン式アコーディオンのジャズ奏法を身につけ、1990年頃からジャズ系のライブハウスなどで演奏を始める。1998年にはボタン式アコーディオンの原点に返るため、ミュゼット・ジャズ・バンドを結成し、グループでの活動を開始。独自の弾きかただけでなく、ミュゼットやジャズ曲のアレンジにも定評がある。

 

●川瀬眞司(KAWASE Shinji) マカフェリ・ギター
大阪生まれ、大阪育ち。ソロギターで演奏を開始。1998年にミュゼット・ジャズ・バンドのメンバーになり、マカフェリ・ギター(フランスのギタリスト、ジャンゴ・ラインハルトが使用し始め、その後ミュゼットやジプシージャズで多用される特殊なギター)を特注、その奏法を研究する。このタイプのギターを弾きこなす、日本では数少ないミュゼットギタリストとして多方面で活躍中。

 

●廣田昌世(HIROTA Masayo) コントラバス
大阪生まれ、大阪育ち。
十代の頃エレキベースを始め、様々なジャンルのバンドを経験。後にジャズと出会い、コントラバスを始める。同時期にクラッシックも学び、プロ活動を開始。現在、モダンジャズを中心にフリーインプロヴィゼーション、民俗音楽、ポップスなど幅広く演奏し、内外のミュージシャンと数々のステージをこなす。ジャンルの枠にとらわれず常に精力的に活動中。