木下順二の「赤い陣羽織」は、庶民の健康的な機知と封建制未成熟時代の支配者のとぼけたおかしさを笑いの中に捉えようとしたものでした。本作「おやじと孫太郎」はこの「赤い陣羽織」を原作としつつ、厳しい生活の中にあって助け合いながら力強く生きる庶民のしたたかさやほのぼのとした夫婦愛を描く新しい作品となっています。
芸能コスモス会 |
|
平成15年、余興に興味がある会員が老人ホームを訪問しようと相談している時に、偶然にも町外のある自治会から敬老会に村芝居をやってほしいとの依頼がありました。演劇経験がある会員が脚本づくりを開始し、会員は初体験ながらも悪戦苦闘しつつ、経験者のアドバイスを受けて約4か月練習を行いました。結果、満席の会場から大拍手を受け自信となりました。その後、会員全員が本格的に余興の勉強を始め、日本舞踊、民謡、ジャグリング、カラオケ、楽器演奏、フラダンス、大道芸、他と10演目以上と引き出しが増え、老人ホームや敬老会等他市町からも要請があり、年間20~30か所も舞台に立つ人気グループとなりました。 |