2月7日イベント情報

2016年2月7日(日) 滋賀県アートコラボレーション事業
「おうみ狂言図鑑2016」

 

150207おうみ狂言図鑑2016は公益財団法人滋賀県文化振興事業団と藤樹の里文化芸術会館(高島市)、愛荘町立ハーティーセンター秦荘(愛荘町)、浅井文化ホール(長浜市)、東近江市立八日市文化芸術会館(東近江市)、守山市民ホール(守山市)が連携・共働制作して開催しています。
ハーティーセンター秦荘では、滋賀県ならではのオリジナル新作狂言「続・鮒ずしの憂うつ~でっち羊羹の陰謀~」を再演。昨年の「鮒ずしの憂うつ」の続編をお見逃しなく。古典狂言「附子(ぶす)」「無布施経(ふせないきょう)」と合わせてお楽しみください。
また、5公演とも古典演目はすべて異なるラインナップです!
チケットラリーで茂山家オリジナルグッズプレゼント。初めての人でも分かり易く楽しめる公演です。ハーティーセンター秦荘はもちろん、他4ホールの公演もお見逃しなく。

 

チラシPDFデータ

公演日程
平成28年2月7日(土) 開場:13時30分 開演:14時
会場
愛荘町立ハーティーセンター秦荘 大ホール
入場料
全席指定 一般 2,000円、25歳以下 1,000円
出演者
茂山あきら、松本薫、茂山正邦、茂山宗彦、茂山 茂、茂山 逸平、茂山童司
チケット販売所
ハーティーセンター秦荘(愛知郡愛荘町安孫子822)
愛知川公民館(愛知郡愛荘町愛知川13-2)
愛知川駅コミュニティハウス るーぶる愛知川(愛知郡愛荘町市895-3)
ひこね市文化プラザ(彦根市野瀬町187-4)
わたむきホール虹(蒲生郡日野町大字松尾1661)
ローソンチケット(℡0570-084-005)Lコード:51680 ほか
他開催公演
高島公演  平成28年1月24日(日)藤樹の里文化芸術会館
古典狂言「口真似(くちまね)」「昆布売り(こぶうり)」新作狂言「続・鮒ずしの憂うつ~でっち羊羹の陰謀~」
長浜公演 平成28年3月20日(日)浅井文化ホール
古典狂言「清水(しみず)」「二人袴(ふたりばかま)」新作狂言「おうみのおかげ」
東近江公演  平成28年3月21日(月・祝)東近江市立八日市文化芸術会館
古典狂言「萩大名(はぎだいみょう)」「柿山伏(かきやまぶし)」新作狂言「おうみのおかげ」
守山公演  平成28年3月27日(日)守山市民ホール
古典狂言「禰宜山伏(ねぎやまぶし)」「寝音曲(ねおんぎょく)」新作狂言「おうみのおかげ」
主催・共催
主催 : 滋賀県、公益財団法人滋賀県文化振興事業団、高島市、高島市教育委員会、一般社団法人愛荘町文化協会、 浅井文化ホール、 公益財団法人東近江市地域振興事業団、 公益財団法人守山市体育振興事業団
後援 :  滋賀県教育委員会、長浜市、長浜市教育委員会、愛荘町、愛荘町教育委員会、守山市、守山市教育委員会、東近江市、 東近江市教育委員会、FM滋賀
助成 : 公益財団法人西川文化財団
制作協力 : 株式会社童司カンパニー
問い合わせ
ハーティーセンター秦荘(月曜休館・午前9時~午後5時) TEL 0749-37-4110

演目あらすじ紹介                                   

新作狂言「続・鮒ずしの憂うつ~でっち羊羹の陰謀~」

  脚本/大和屋かおる

今や名実ともに近江の名産となった鮒ずしは、得意の絶頂にあったが、いやなニオイゆえに女にもてないとの「憂うつ」があった。そのため、近江の食文化の人気を二分する「近江牛」が女性にモテモテと聞き、地団太を踏んでうらやましがる。そこで近江の食材として後輩にあたるでっち羊羹を呼び出して、女にもてる妙案を練ろうと考えるが・・・。

 

古典「附子」:
太郎冠者・次郎冠者に留守番を言いつけた主人。桶の中身は附子という猛毒なので絶対に近づかないように、と言って出かけます。二人がこわごわ桶の中を覗き込むと、中身はおいしそうな砂糖。結局すべて平らげてしまい、言い訳のために主人秘蔵の掛け軸や天目茶椀を壊して大声で泣きながら主人を待ちます。帰宅後、激怒する主人に二人は・・・。

 

古典「無布施経」:
貧しい寺の僧が檀家(だんか)で経をあげますが、お布施が見当たりません。そこで檀家の主人を呼び出して説法を聞かせ、端々で「ふせ」の音を強調して遠回しに催促するものの、主人は気付かぬまま。どうにかしてお布施の欲しい僧は・・・